毒吐き女のぼやき

毒吐き女のぼやき

看護師4年目、訪問看護の非常勤ナース。私が歩いた道のりをここに残していきます。

病棟看護師を辞めたい人の選択肢|私が選んだ派遣看護師という働き方

f:id:mg20161018:20170511181021j:plain

 

夜勤が辛い?

違う分野の勉強もしたい?

仕事とプライベートのバランスを取りたい?

患者さんの意向を汲まない医療に違和感を感じる?

 

私は、上記全て当てはまりました。

 

そんなジレンマを抱え、看護師すら辞めたいと思いました。そんな私が選んだ働き方は、派遣看護師です。 

 

常勤看護師としての働き方に疑問を持っているあなたに「病棟看護師だけが看護師のとしての働き方じゃないよ!」と、ある1つの働き方をお伝え出来ればと思います。

 

 

 

 

私が派遣看護師を選んだ理由

ザッとお話しします。

昨年12月までずっと病院勤務の常勤看護師。

 ↓

仕事での葛藤、同時期にプライベートでも目紛しくストレスを受け不眠症になる。

 ↓

仕事に支障をきたし始める 。

 ↓

上司と相談して、一旦仕事を辞めるという決断をする。12月末に退職。

 

・自分の時間を作りたい

・でも看護師としてのスキルアップも興味がある

・病院の意向と自分の看護観のジレンマを最小限にしたい

 

これらの想いがあり色々と悩んだ結果、派遣看護師をやってみよう!と決めました。

 

 登録はWEBで!面談は私服OK!

私は他の病院と交流はないし、看護師友達も多くはないので自分で情報収集するしかなかったです。

扱っている案件が多そうな転職サイトを使って、希望に合う職場を調べていました。

 

私は、単発の仕事で違った経験を積む&自由にシフトを組みたかったので

常勤〜単発の仕事まで幅広く取り扱っているこちらの派遣会社を使わせて頂きました。

f:id:mg20161018:20170511180724p:plain

良いところは、わざわざ電話で予約しなくていいところ。

私の場合、電話をかけるのは緊張するのでメールで返信しました。(助かる…)

あとレスポンスが早いです。ありがたい。

 

会員登録すると1〜2日程度で自宅宛に履歴書や説明書が同封された書類が届きます。

履歴書は個人情報以外の項目は、✔︎(チェック印)を付けるものがほとんど。

志望動機欄も大きくない(書く側としては嬉しい)ので、かかっても15分程です。

 

ちなみに面談時の服装は「私服で構いません」と。

看護師はスーツ着慣れないからありがたいお心遣いです。(ヒール靴痛いし…)

 

〜〜〜持ち物に関して〜〜〜

・写真付き履歴書

・資格免許証コピー

・身分証明証(自動車免許証・パスポート等)

・通帳やキャッシングカード

・印鑑

・マイナンバーカード

・面談は私服でOK

 

面談ではどんなことしてきた?

本社は恵比寿。私は恵比寿の本社に伺いました。

札幌・仙台・埼玉・千葉・横浜・名古屋・京都・大阪・神戸・広島・福岡など、全国各地に支社があるので、足を運びやすいのも良いですね。

f:id:mg20161018:20170511192458p:plain

 このめちゃくちゃデカイ建物の中です。JR恵比寿駅直結です。

f:id:mg20161018:20170511192641j:plain

エントランス。ガラス貼りの美しいオフィスで、清潔感が溢れています。

受付の人はいないので、このシャレオツな電話で面談に来たことを伝えましょう。

f:id:mg20161018:20170511192925p:plain

面談室は化学式みたいのが書かれたブースに通されます。

 

しばらくすると、本日の面談の担当者さんがいらっしゃいました。

少しお話があってから、10分くらいDVDを流すので見て下さい、DVDが終わったらボタンを押してくださいとのこと。その間に準備してきた書類に目を通すようです。

 

いざDVD!の絶妙なタイミングで飲み物も出してくれました。

コーヒーを飲みながらDVDを見ること10分・・・内容は登録に関するもの。

 後々詳しく説明して下さるとのことで、あまりちゃんと見ていませんでした…

 

自分の要望を通すコツ

自分がアナムネをされます。今までの経験のことや希望について聞かれました。

この派遣会社に登録したからといって、働き始めるわけはありません。

派遣会社に自分の籍を登録するだけ、会員登録みたいな感じです。

登録しようか迷っている・働き方を迷っている人は、登録して籍だけ置くのでも大丈夫。

こちらから1分10秒で、無料登録できます!

 

私は3年目看護師ですが、短時間・単発派遣・夜勤なし・クリニックを希望していました。

非常勤の提案もありましたが、当時は単発希望だったため却下…

それでも案件は出て来たので、仕事がない!なんて事はないと思います。

旅行船上員のお仕事もありました。 

 

また、時間の交渉だったり曜日の交渉なんかもしてくれました。

例えば『非常勤で火・木のクリニック募集』なんかでも

「木曜日は難しいようなんですが、火曜日だけでもどうですか?」と病院さんに交渉してくれます。

 

あと、こういう交渉は若干無理な要望を言ってみるものです。

これが意外と通ったりします。

私も夜勤イヤだし、経験3年未満だけどクリニックがいいし・・・と我儘言いました。

担当の方が希望にマッチングする案件を調べてくれるので、自分で無理だと思わずに要望を言ってみることをオススメします

 

帰り際に嬉しいプレゼントが

帰り際にカゴを渡され「お好きなのを選んで下さい」とサプライズプレゼントがありました。

ファミレスの子供のおもちゃ感覚です。大人になっても嬉しい。 

f:id:mg20161018:20170527180830j:plain

・スターバックスのドリップコーヒー2つ

・猿田彦コーヒのドリップもを2つも

・おまけでアルコール消毒とマスクもちゃっかり

 

ゲルインクお高いボールペンなどもありました。

他にも色々あったのですが、いい歳した大人がサプライズプレゼントに浮かれていたので覚えていません…

  

実際に仕事してみてどうだった?

私はクリニックを経験してみたかったので、5つくらい出して頂いた案件の中から

六本木の東京健康クリニックさんに10時〜15時までの4時間勤務(休憩1時間)の案件を選びました。 

f:id:mg20161018:20170511182652p:plain 引用:http://www.tokyokenko.jp

 

仕事の内容は予約の入った患者さんの採決や美容点滴、注射の実施。

私が派遣で伺った日は、予約の患者さん1人の採血スピッツ1本採取して仕事終了でした。

ぶっちゃけ楽でした。

 

普段勤めている看護師さんが事細かく手順をファイリングして下さっていて、手順で困る事はさほどなし。

使い勝手が少し違ったり、使われている物品のメーカーが違ったりはありますが、技術自体に変わりはないです。

 

遠心分離機の使い方やニンニク注射の成分など、知らないことの勉強になり、かなり良い経験ができました。

(ニンニク注射にニンニクの成分は入っていないし、本来はニンニクの匂いしないんだよ。私も驚き!)

 

気になるお給料は?

この時は、時給2000円×4時間=8000円

通勤までにかかる交通費も全額支給でした!

f:id:mg20161018:20170529181810j:plain

めちゃくちゃいいですね。

しかも、日が昇っているうちに帰れるなんて幸せこの上ないです。

 

あと、基本的に残業はないです。

仮に残業があったとしても、私の時は15分毎に残業代が発生する契約でした。

下手に常勤看護師やるよりもいい。

ちなみに、訪問入浴などでは日給¥16300の案件もありました。単発で稼ごうと思うなら良い案件です。

 

仕事が終わったら何すればいいの?

病院で担当してくださる方と出勤時間・退勤時間の確認をして、使用した交通機関の金額などを指定された用紙に記入します。

一部は病院さんの控え。

もう一部は登録派遣会社さんに郵送します。

残りは、お給料が振込まれるまで自分で保管しておきます。

 

初回派遣時は「仕事はどうでしたか?」と担当さんから電話が入ります。

感想を述べるだけなので、特に考えることもなし! 

 

働き方に迷うなら、自分で仕事を選ぶのもアリ

派遣看護師は初めてでしたが、病棟だけでは経験できない看護師の活躍の幅広さを感じました。

 

私は、病棟のバタバタした雰囲気のせいで患者さんが本当に望むものを遠慮して発言・発信しない、希望を叶えられないことに不甲斐なさを感じていました。

看護師の仕事が向いていないとも思いましたし、看護師自体辞めようかも考えました。

 

しかし、病棟看護師から一歩離れて派遣看護をしたことで、

看護師として幅広い活躍の場があることを知り、働き方は自由だし、自分で選んでいいものだとも感じました。

 

  

自分の人生は、沢山あった選択肢の中から自分でそれを選び、選び抜いてコレだと決めた結果が今です。

 

いつだって決めるのは自分。

自分の歩む道を選ぶのも、決めるのも、いつだって自分なんです。

 

納得のいく仕事を 自分で選んで 決めよう!

会員登録は無料

  

参考資料:http://mc-branchoffice-tokyo.net/index.htmlより引用

 

参考資料:http://www.tokyokenko.jp/index.html から引用